「普通」の呪縛を解き放ち、涙の数だけ強くなった。自分の気持ちを伝えることが苦手だった30代女性が、優しすぎる夫と可愛い我が子に出会うまで  

成婚までの道のりにあったリアルな現実。 そして、そこから二人三脚で掴み取った大逆転のドラマを、仲人・山田の視点からお届けします。  (全て事実です)

年齢・職業:30代前半 / 会社員
入会時の悩み:前の結婚生活で辛いこともありましたが、今度こそずっと幸せに一緒に居られるパートナーと出会いたい
活動期間:1年で成婚退会
カウンセラーのサポート:計画性と行動力のある女性です。ただお相手に本心を伝えるのが苦手なタイプです。次の結婚では失敗したくないという思いから慎重になることも重なりましたが、無理なく、本心で進めてもらうこと。そして自分の気持ちを相手に伝えられることを最優先にサポートしました。

花嫁

離婚から数年後、「共に支え合えるパートナーと出会い、今度こそずっと幸せになりたい」。そう願う30代前半のSさんが弊社の無料相談に来ました。

前回の離婚の状況や、今彼女が置かれた環境を言葉少なめにぽつぽつ話をしてくれたSさん。

「それは辛かったですね。よく頑張りましたね。」そう話をした時、彼女は大粒の涙を流しました。私も思わずもらい泣きをし、二人で過去の悲しみと向き合い、涙をして少しずつ笑顔に戻る、泣き笑いの出会いでした。

Sさんは「お見合いの受諾率が平均6%なら」ということで、1人か2人から受諾をいただくことを目標に毎回必ず30人お申込みをしてくれていました。そしてその通り、毎回1~2人とお見合いが成立していました。

Sさんはお相手男性からお見合いで気にいられることが多く、デート2回目のランチの後梅田の某高層ビルで「僕はSさんのことが大好きです。他にお見合いもしていません。真剣に交際させてもらっています。」と言われたこともあるほど。

でもSさんの心は動きませんでした。

ビビッとくるお相手を探しているわけでもないのですが、心が動かない。

お断りの連絡をする際に私がいつも「心が動かないなら仕方ない。無理しないようにしよう!」と言ったことは彼女の救いになったみたいです。

誰でも、お相手をお断りする際は心が痛むものです。そんな時に仲人から「なんでお断りするの?」とか「この人は条件がいいから、もう少しお付き合いしたら」と自分の本心とは異なる行動をさせられることほど苦痛なことはないですよね。

そこからもSさんはお見合いを続けました。

そして一方、Sさんと面談を繰り返す間に、Sさんが婚活以外の人間関係で心を悩ませていることを知りました。

人は誰もがそうかもしれませんが、Sさんは生活や人間関係も「ちゃんとしたい」タイプの子で、関係性で悩んでいるお相手とも「一緒にいる」か「一緒にいないか」という100か0みたいな関係性を考えていたんですね。そしてそうなっている現状や自分の性格・思考にも「NG」を出していました。

その関係性について、これまでのことと、今のSさんの思い、お相手の思い、いろんな絡み合ったことを面談で解きほぐしていきました。

そしてSさんはお見合いを続けました。でもどうしても心が動かない。そしてやっと心が動きかけた!と思ったら、そのお相手からはお断りをされ・・・ということがありました。

その時、「Sさんと会って話をしよう。」と思い、通常はzoomで面談をすることが多いのですが、二人で会う約束をしました。

お互いスケジュールがあったのが、お見合いの日の朝。西梅田で一緒にモーニングをしながら、いろんな話をしました。

お断りされたことや、これからのこと・・・いろんなことを話をしている時に、Sさんが最近読んだ本の話になりました。その本を読んで、これまで悩んでいた人間関係が0か100かではなくて、50の付き合い方もあることにふと気づいたそうです。

そのことを語るSさんは、なんだか肩の力が抜け、希望の光が見えているようでした。
実はその話をしながらも、また二人で泣いてしまったんですけどね。お見合い前なのに(ごめんなさい)。

過去に起こったことも今お相手との関係性にも「NG」を出さず、「こうなっていることにはきっと意味があったんですよね。」と「ありのままにOK」を出せた瞬間でした。

その様子を見た時に、私は「来た!来た!」と思いました。何が来るか、それは良縁が来るということです。

「過去も今も、この私のままで良い」という「自分への全OK」を受け入れたとき、Sさんの生き方は大きく変わると思ったからです。

そんな彼女の前に現れたのが、その日の次のお見合いで出会った運命の彼でした。
初めてのお見合いから意気投合し、最初のデートでは、お互いに薦めた本を読んで感想を分かち合いました。Sさんは彼のことをとても良い人でいやなところがないと言って交際が続きました。

私が交際の様子を見ていて、彼がSさんの運命のお相手かも、と思ったのは、Sさんがこれまでの自分のことを彼になら全て話ができたからです。

彼は早い段階からSさんのことをいいと思ってくれ、好意を表してくれました。でもその気持ちに応えられないSさん。
私は先方の相談所に、Sさんの気持ちが整うまで待ってほしいことを伝え、Sさんがどんなことに不安を持っているのか、面談で明確にしていきました。

「怒ったところを見たことがない。」ので、「疲れたら怒るかも。」とハイキングデートを計画してみたり。
でもそのデートでも彼は全く怒ることなく、終始穏やかで、そのハイキングデートの時も、伝説になるエピソードを残してくれたりしました。

前回の結婚がダメになった背景の一つには、お相手の家との関係性がありました。
私は、Sさんだけではなく、真剣交際中のカップルにプロポーズ前に、双方のご両親への挨拶を勧めています。
(ここは結婚相談所によって方針に差があるところです。)
その理由は、ご両親様からも応援いただくこと、そしてご本人達にも、ご家族の方とも良い関係が築けそうと自信を持ってもらうことです。

彼のご両親は遠方の方でしたが、日帰りでご挨拶に行き、お互いにとても良い印象になったそうです。

交際中、過去のトラウマからすぐに応えられない彼女のペースに寄り添い、不安を一つずつ取り除いてくれた彼。「人に本心を伝えるのが苦手」だったSさんは、何でも話しができる彼と成婚退会を迎えました。

ーーそして、成婚退会から年月が流れた、今。


優しい彼は、今では朝食やお弁当、晩御飯まで作ってくれる、思いやりに溢れた旦那様に。そして彼女は、愛する我が子の「お母さん」となり、旦那様と二人三脚で幸せな毎日を過ごしています。

Sさんは成婚退会後も、キャリアの相談をしてくれることもあり、今も温かい関係性が続いています。
二人の赤ちゃんの写真に、また一人で涙してしまいました。

「普通」に縛られて心が苦しくなっている30代のあなたへ。結婚相談所は、あなたの人生すべてに「全OK」を出し、自分を愛せるようになる場所です。次は、あなたが愛される物語を、一緒に作りましょう。

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